2022年02月14日 15:32

越境ECをサポートする海外転送サービス「転送コム」を運営するtensoは、格安国際宅配便サービス 「ECMS Express」を初めて導入。さらに、国際エクスプレス輸送サービス「DHL」の導入エリアを拡大した。「ECMS Express」の導入エリアは、アメリカ、台湾、香港、韓国、シンガポール。そして「DHL」に関しては、従来のアメリカ、カナダ、オーストラリア、サイパン、グアムに加え、新たに世界77カ国/エリアで追加となる。
「転送コム」とは、海外の利用者が日本のECサイトで購入した商品を、「転送コム」が国内倉庫で受け取り、海外発送手続きと多言語での問合せをサポートするサービス。日本のECサイト事業者はECサイトにバナーを貼るだけで、国内販売の業務フローは変えずに、簡単に海外発送可能となる。
今回の「ECMS Express」初導入、および「DHL」の導入エリア拡大により、当該エリア向けの荷物の国際配送料の低額化を実現した。「ECMS Express」の料金帯では、重量の増加に伴う料金の上昇幅が小さいため、荷物が重くなればなるほど、従来の配送方法よりも割安な配送料となる。
全てのカテゴリの商品に該当するが、特に割安になるのは、書籍や雑誌、レコード、ゲーム周辺機器など、越境ECで需要が高いものが挙げられる。1.5~2kgの荷物の場合、従来と比較して台湾向けでは約41%、香港向けでは約42%、韓国向けでは約56%、シンガポール向けでは約37%安い国際配送料を提供する。