2022年02月01日 09:49

ひたちなか市とワタミは、1月28日、「高齢者見守り活動等への協力に関する協定」を締結し、リモート会見形式で締結式を行った。
近年、少子高齢化や人口減少が顕著な地方では、一人暮らしの高齢者や障がい者などの支援を必要とする人々を地域で見守っていくことがますます重要な課題となっている。ひたちなか市は、「生涯を通じていきいきと暮らせるまちづくり」を施策の柱の一つに掲げ、住み慣れた地域で、いつまでも安心して暮らしていけるよう、高齢者等の生活や支援に関わる地域の様々な団体・関係機関と協力し、多様な力で高齢者を見守り、支えていく体制の構築を目指している。今回、ひたちなか市とワタミは、それぞれが有する情報や人的資源を有効活用し、地域住民がより安全に安心して暮らすことのできる社会の実現に向けて取り組んでいく。ワタミが自治体と連携して、地域見守り協定を締結するのは全国で238件目となる。
「ワタミの宅食」は、日替わりの食事とまごころを届けることで社会を支えるインフラとなることを目指し、事業を展開している。同協定の取り組み内容として、「ワタミの宅食」は、業務委託先(まごころスタッフ)の宅配、集金を中心とした、日常業務において、市民等に関するプライバシーに配慮しながら、高齢者の見守り活動を行い、締結内容にある情報提供の対象となる事例に定める異変を察知した場合はひたちなか市に情報提供を行う。「ワタミの宅食」は地域の住んでいる人々やその家族が安心して暮らせるよう、ひたちなか市と連携して見守り活動を推進していく。