2022年01月21日 09:19

日本ユネスコ協会連盟は、書き間違いや、古いなどの理由でポストに投函せずに余っている年賀はがきなどを回収して、募金に換え、世界寺子屋運動の活動に使用する「書きそんじハガキ・キャンペーン2022」を展開している。

日本ユネスコ協会連盟では、ポストに投函せずに使いそびれた年賀はがきを集めている。寄せられたハガキは日本ユネスコ協会連盟で募金に換え、世界の子どもたちの教育支援「ユネスコ世界寺子屋運動」に活用する。

世界には、貧困や紛争、差別の問題などで、教育を受けられない人たちが多く取り残されている。学校に通えない子どもが約1億2100万人、読み書きができない大人が約7億7300万人いる。ユネスコ世界寺子屋運動では、発展途上国に学びの場をつくり、識字教育を中心にした教育支援を行っている。

1枚のハガキは、ミャンマーではボールペン4本、アフガニスタンではノート2冊、ネパールでは鉛筆7本の価値に相当する。11枚のハガキで、カンボジアの子ども1人がひと月学校に通える。ユネスコ世界寺子屋運動へ協力のため、日本ユネスコ協会連盟へ使いそびれた年賀はがきを送ってもらう。

ポストに投函せずに使いそびれた年賀はがき以外にも、未使用の切手やテレホンカード、商品券なども受け付けている。※一度ポストに投函したハガキや使用済みの切手、穴のあいたテレホンカードは受け付けていない。

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