2022年01月20日 19:12

コカ・コーラボトラーズジャパンは、「多摩工場」の見学施設を改装し、日本の「コカ・コーラ」の歴史とともに会社統合の変遷を振り返り、未来に繋げる企業ミュージアム、「CCBJI Museum(CCBJIミュージアム)」を設立した。
「CCBJI Museum」は、かつて日本各地で事業を行っていた12のボトラー社の成り立ちから、2017年4月の統合までの歴史を振り返ることで、コカ・コーラボトラーズジャパンの礎を築いた先輩諸氏に感謝の意を表するとともに、更なる発展に向けて前進するという意思を来場者に知ってもらうことを目指して、設立した。
内部は主にコカ・コーラボトラーズジャパンとこれまでのボトラー社の歴史を13のテーマで紹介する「ヒストリーエリア」と、事業エリア内を走るルートカーの写真を展示した「青空写真エリア」で構成されている。「ヒストリーエリア」では、歴代の自動販売機やさまざまなデザインのラッピング自販機、各地域のシンボルとなる場所に掲出してきた屋外広告の写真の展示を通じ、ボトラー社が地域密着で活動してきたことを紹介している。
また、「コカ・コーラ」の製造販売権を取得し、日本で最初のボトラー社となった旧東京コカ・コーラボトリングを創業した高梨仁三郎さんのエピソードを集めたコーナーや、コカ・コーラ社製品と「カンパイ」シーンを演出できるフォトスポットなども備えている。※現在、工場見学施設は休止。ミュージアム見学は、見学再開後に可能。