2022年01月11日 09:51

Avalon Consultingが運営するホワイト企業総合研究所は、3月1日の就活解禁にむけて、就活生の企業選びの指標となるデータとして「2023年卒版 一流ホワイト企業ランキング TOP100」を発表した。
2023年に卒業する大学生の就職活動がまもなく3月から正式に解禁となり、企業の採用情報公開・エントリー受付が始まろうとしている。ホワイト総研では「ホワイト企業を選ぶ指針」として、2017年からホワイト企業ランキングを社会に発信してきた。この背景には、充分な企業研究や業界研究を行わず、知名度やイメージだけでエントリー企業を選ぶ学生が入社後に「こんなはずじゃなかった」となる例を数多く見てきたからだ。
5回目となる今回は、国内約1万3000の企業・官公庁を対象に調査を実施し、「ホワイトスコア」が高い上位100社を「2023年卒版 一流ホワイト企業ランキングTOP100」として発表した。「ホワイトスコア」は職場環境、WLB、給与・福利厚生、成長環境、事業見通し、財務指標などをもとに算出したもの。
今回の調査結果によると、2年連続首位はGoogle合同会社であり、外資系IT企業が上位を独占した。「withコロナ」の社会に適応して業績の回復したメーカー・商社などは、一昨年の順位まで戻った。日本人に耳馴染みのない、外資系精密機器・部品メーカーが数多くランクイン。大手企業の業績回復と外資企業の伸長で、中小企業のランクインが激減した。