2022年01月07日 19:53

YE DIGITALと、西鉄エム・テックは、福岡県みやま市で実施中の「スマートバス停」と「みやま市自動運転サービス」の連携による実証実験を拡大し、スマートバス停を追加導入。自動運転車両の現在位置情報をスマートバス停に表示させる取り組みを1月より開始する。

スマートバス停とは、デジタルサイネージにバスの運行時刻表や運行系統図を表示することに加えて、その他の告知文や広告などを遠隔で更新し表示できるバス停。豊富な情報配信が可能な「市街地モデル」や、情報量を絞ることで消費電力を抑えてソーラーパネルを使用した「郊外モデル」、乾電池駆動により様々な気象条件下でも電源供給なしで稼働できる「楽々モデル」など、様々なタイプを開発・販売している。

自動運転車両の現在位置情報をスマートバス停に表示可能な「市街地モデル」を新たに設置。より乗車し易く、わかりやすいバス情報の提供方法を各視点から追加検証する。また、ソーラーパネルを使用した電源供給不要(カーボンニュートラル)なスマートバス停「郊外モデル」を新たに設置。自動運転サービスの停留所において、スマートバス停を1か所から3か所に増設し、実証地点を拡大する。紙運用の運行時刻表をスマートバス停で電子化、遠隔配信し、省人化を更に推進する。

実証実験は、1月~3月実施。

参考動画「みやま市松嶋市長インタビュー」