2022年01月07日 15:55

京橋白木は、1月10日より、アフターコロナのレストラン・ホテル支援として、事業者に対し日本の伝統技術である「金継ぎ」の無償提供を開始する。

今回の施策は、業務用陶磁器流通において「金継ぎ」によるアップサイクルを提供する国内初の事例となる。従来、ワレ・カケ・ヒビなどが発生した陶磁器は廃棄されていたが、「金継ぎ」を施すことで、器を再生し、継続して利用することができることになる。また割れた箇所が「金継ぎ」によって、従来より美しくなり、新たな魅力が付加されるため、美観と実用性の両立が可能だ。さらに事業者や店舗は、「金継ぎ」でリユースに取り組む事で、従来廃棄していたゴミが減り、SDGs指標12の「つくる責任・つかう責任」への取り組みとして、対外的に自社の地球環境への意識を発信できる。応募方法は、直営店舗「南青山うつわ御結」の公式Instagram(utsuwa_omusubi)よりDMにて、事業者名、所在地、依頼したい器の画像などを明記の上、応募する(応募多数の場合は、抽選にて決定)。

京橋白木は、東京都中央区を中心に飲食店のべ3000店舗の顧客をもつ地域密着型の専門商社。創業時に当たり前に行われていた「もったいない精神」を現代にアップデートして、飲食業界全体のサーキュラーエコノミーのけん引役としてこの取り組みを推進していく。

応募期間は1月10日~2月1日。

京橋白木