2022年01月05日 19:17

日立ビルシステムの標準型エレベーターの新モデル「アーバンエース HF(エイチエフ)」が、日刊工業新聞社が主催する第64回「十大新製品賞 日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞した。
「十大新製品賞」は、毎年、その年に発売された新製品の中から十数点が選出。中でも「日本力賞」は、独創的な技術で世界に対して強い競争力を持つ製品に贈られる。「アーバンエース HF」は、2021年10月に日本デザイン振興会が主催する「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しており、今回は同賞に続く社外表彰での受賞となる。
「アーバンエース HF」は、日立昇降機製品・サービスの開発コンセプトである「HUMAN FRIENDLY(HF)」を具現化。世界的なプロダクトデザイナーである深澤直人さん監修によるシンプルな新デザインと、「かご内クリーン運転」「密集回避運転」どの最新の感染症リスク軽減ソリューションが特徴。
さらに、エレベーターの稼働状況の確認や運行制御をPCやスマートフォン上で行うことが可能。ビルオーナー・管理者向けダッシュボード「BUILLINK(ビルリンク)」をはじめとするLumadaのソリューションの適用などによって、新たなエレベーター利用体験を実現する。
販売開始以降も、「非接触登録装置」について、ボタン内部にセンサーを内蔵した一体型を追加でラインアップ。高いデザイン性を損なうことなく、ベビーカーや台車などによる傷や汚れから側板を保護する「デザインパネル」など、最新のソリューションが利用できるよう取り組んでいる。