2022年01月05日 15:16

パナソニックは、同社の歩行トレーニングロボット「ウォーク・トレーニング・ロボ (Walk Training Robo)」が、日本経済新聞社主催「2021年日経優秀製品・サービス賞」において、最高位となる最優秀賞を受賞した。
「日経優秀製品・サービス賞」は毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、今回で40回目を迎える。原則として、2021年1月~2021年12月発売分の製品・サービスを対象とし、日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリタス、日本経済新聞電子版、Nikkei Asiaに掲載された約2万点の中から、審査委員会の審査を経て選ばれた約40点が表彰される。審査では、技術開発性、価格対効果性、業績寄与度、成長性、独自性、産業・社会へのインパクトの6項目において、総合的に評価される。
今回受賞した「ウォーク・トレーニング・ロボ」は、転倒や体力の低下等により歩くことに不安を感じ始めた高齢者に対し、AIが歩行分析し、一人ひとりに最適な運動負荷でのトレーニングを提供。このトレーニングを継続することで、身体機能を維持し、いきいきとした日常生活の継続をサポートする。介護施設や病院での利用を想定し、運動の自動記録や、ログインして歩くだけの簡単操作でスタッフの手間がかからないよう工夫している。いつまでも自立した日常生活を過ごせるように、歩くことに不安を感じ始めた高齢者に対して、一人ひとりに合わせた安全で効果的な歩行運動を提供する新しいサービスとして、多くの利用施設から好評となっている。