2022年01月05日 12:53

日本財団は、1月5日「遺言の日」に合わせ、2021年9月15日~11月1日にかけて募集した「ゆいごん川柳」の入賞作品を発表する。

日本財団は、家族や大切な人と「遺言」について話し合う機会にしてもらいたいと、1月5日を「遺言の日」に制定し、遺言の必要性を発信している。日本の年間相続額が50兆円を超える中で年間遺贈額は約300億円にとどまると言われ、遺言書を遺す人が約20人に1人と少ないことが原因の一つと考えられている。「ゆいごん川柳」は、遺言の大切さを広く社会に向けて周知することを目的に実施している。

今年で6回目となる「ゆいごん川柳」には8230作品の応募があり、その中から、遺言や相続に関わりのある森永卓郎さん(経済アナリスト)、佐山和弘さん(行政書士)、桂ひな太郎さん(落語家)と全日本川柳協会、日本財団の選考により、大賞1作品、入賞3作品、佳作6作品の計10作品を決定した。今回の「ゆいごん川柳」は、「遺言は愛の言葉」をキーフレーズに作品を募集した。応募作品は、コロナ禍の世相を反映した作品のほか、家族や親子間の「愛の言葉」を表現した作品、遺贈寄付で社会に愛を贈ることを表現した作品が多く寄せられた。

また、大賞・入選に選ばれた4作品が掲載されたオリジナル付箋(数量限定)を、日本橋店をはじめとする全国10店舗の丸善・ジュンク堂書店にて1月9日(一部店舗では10日)から配布する。

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