2021年12月20日 09:45

ヤマップは、「冬山の積雪状況」をスマートフォンやパソコンから手軽に把握できる「リアルタイム積雪モニター」の提供を開始した。
同社が運営する登山地図GPSアプリ「YAMAP」は、電波が届かない山の中でも、スマートフォンのGPSで現在地と登山ルートがわかる、登山を楽しく安全にするアプリ。山行の軌跡や写真を活動記録として残したり、山の情報収集に活用したり、全国の登山好きと交流したりすることもできる、日本最大の登山・アウトドアプラットフォームだ。
「リアルタイム積雪モニター」は、登山体験をテクノロジーでアップデートするヤマップの研究所「YAMAP LABO」が提供する新機能。「YAMAP」の280万人を超えるユーザーが日々アップロードする写真データから、直近7日間以内に撮影された「雪の写真」を集約表示。実際の現地状況に基づく生きた積雪情報を手軽に把握することができる。直感的な操作で、地図を動かす度に、同エリアで撮影された写真を一覧可能。また、ズームインすると具体的な地点が分かり、写真をタップすると撮影者が歩いたルート情報を確認することができる。
今年も冬型の気圧配置や寒気の影響により、山沿いを中心とする集中的な降雪・積雪の急増に警戒が呼びかけられている。とくに天候が変わりやすい山岳地帯での活動においては、大局的な降雪予報の確認とともに、局地的な積雪状況の把握が大切だ。