2021年12月16日 12:04

イシンは、「SDGs」関連ビジネスを支援するテクノロジーを有する世界のスタートアップと、その協業事例に焦点を当てた「SDGs Startup Trend Report」をリリースした。

Business&Sustainable Development Commission(BSDC)の試算によると、SDGs関連のビジネスモデルは年間で最大12兆ドル相当の経済的機会を提供し、2030年までに最大3億8000万人の雇用増加に繋がるとされている。当初は企業のCSR活動の一環として触れられることの多かったSDGsも、その認知と理解が深まり、現在では利益を創出することが可能な「ビジネス機会」と捉える企業が増えていて、「サステナビリティ」をビジネスの観点から推進するトレンドが加速。また、スタートアップは社会的課題の解決をそもそもの設立目的とするものも多く、そうした社会的意義を掲げるイノベーターとのコラボレーションは、今後の企業の発展と社会的価値の向上に欠かせない要素になると言える。

今回のレポートでは、資金調達情報、協業情報、受賞歴などからSDGsに関連する有望なスタートアップを紹介する。なお、各社の代表的なサービスや製品に基づいて17の目標別に掲載しているが、複数の目標の達成を打ち出している企業も多数ある。また、後半では大手企業の動向として、SDGs達成に向けたスタートアップ支援プログラムや、大手企業と海外スタートアップの協業事例、またサービス導入事例を掲載している。

「SDGs Startup Trend Report」入手先(下部のフォームから資料請求)