2021年12月08日 19:00

セーラー万年筆は、「Classic Ko 蒔絵文房万年筆・ボールペン」を、12 月18 日よりセーラー万年筆製品取扱販売店にて発売する。

日本の美意識は、モダンでシンプルなデザインを身近な品々にあつらえ、精神的な生活の豊さを育んできた。ジュエリーの世界でそれらを表現し、伝統的な蒔絵の手法と現代的な感性を結びつけているClassic Ko(クラシックコー)。Classic Ko は、石川県加賀市で明治27 年(1894 年)より続く蒔絵工房、大下香仙工房のジュエリーブランド。ネーミングには、「古典的な、一流の、時代に左右されない」などの意味を持つ「Classic /クラシック」。初代「雪香(せっこう)」より代々受け継がれる「雅号」としての「香(Ko)/コー」。さらに「Ko」には「その人の美意識・感性を香りとして纏う」という意味も込められている。

大下香仙工房は、初代・大下雪香が金沢で習得した高度な装飾技術を要する加賀蒔絵を故郷の山中の地で作り伝えてきた。高級筆記具、茶道具専門に研鑽しており、加賀蒔絵のもつ清冽さや繊細さ、優雅さの追求に傾注してきた。

本製品は、その世界観をしつらえた、ジュエリーとともに楽しめる新しい佇まいの蒔絵万年筆・ボールペン。2020 年10 月に発売した第一弾に続く本製品は、万年筆と同デザインのボールペンもラインアップし、より実用的になった。価格は「Classic Ko 蒔絵文房万年筆」3万9600 円、「Classic Ko 蒔絵文房ボールペン」2万8600 円。