2021年12月06日 09:58

津南醸造は、米と水と蔵人すべてが津南産のテロワール日本酒として新銘柄「つなん」を12月8日に発売する。

津南醸造は、地域で生産する酒米の価値を未来につなげるため、地域の生産者、JA、行政(津南町)が出資して設立した全国的にも珍しい酒蔵。地域に恵みを与える自然環境と共生してきた地域住民の思いを背負い、地域の自然と営みを未来につなげるため、持続可能な取り組みを進めている。

新潟県津南町は、長野県との県境に位置する人口9000人ほどの小さな町。自然豊かな津南町の山間部に位置する津南醸造には、ときどき野生のカモシカが敷地に遊びに訪れる。今回発売する銘柄「つなん」は、津南町の米や水、人、だけでなく、森や動物たちと共存することを目的とした銘柄だ。ラベルに記された動物はニホンカモシカ。色の名前によって酒質が分けられており、発売初回のラインナップは「白、紅、藍、黄金」の4種類から発売する。

参考小売価格(720ml瓶)は、「つなん 白(はく)~純米大吟醸~」4950円、「つなん 紅(べに)~純米吟醸~」1760円、「つなん 藍(あい)~吟醸酒~」1540円、「つなん 黄金(こがね)~純米酒~」1320円(すべて税込)。EC販売はなく、発売当初は津南醸造の酒蔵のみの販売。酒販店、飲食店などでの展開を予定しており、随時取り扱い店舗を募集する。所在地は、新潟県中魚沼郡津南町大字秋成7141。

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