2021年12月03日 12:49

横浜市は、「第3回 医療マンガ大賞」大賞1作品・入賞7作品を選出した。

横浜市では、市民の人々に医療を他人ごとではなく「自分ゴト」と捉えてもらえるよう、民間企業等と連携しながら医療広報を実施する「医療の視点」プロジェクトに取り組んでいる。このプロジェクトの一環として、医療に関するコミュニケーションギャップの改善を目的に、患者や医療従事者それぞれによる視点の違いを描くマンガ賞「医療マンガ大賞」を開催した。

3回目となる今回は、コロナ禍での課題や医療への視点の違いを描くテーマなど8つのエピソードを協力企業と連携して用意した。また、審査員には、多数のヒット作を持つ人気マンガ家・おかざき真里先生やこしのりょう先生、編集者の佐渡島庸平さん等が参加。結果、募集期間内に85本の作品応募があり、その中から大賞1作品・入賞7作品を選出した。

第3回の大賞は、テーマ「がん対策 大腸がん検診」部門で、患者家族の視点から、患者の感染不安や葛藤によるコロナ禍の受診控えについて、温かみのあるやさしいタッチで描いた、ミューさんの作品に決定した。受賞作品は、医療マンガ大賞特設WEBサイト上にて審査員からのコメントとともに全編閲覧できる。また、大賞・入賞作品の他に、11作品を特別賞としてWEBサイト内で紹介。応募全作品へのリンクも合わせて掲載している。

医療マンガ大賞特設WEBサイト