2021年12月02日 15:57

JTBパブリッシングは、11月30日、「東京の教科書」「埼玉の教科書」の2冊を同時発売した。

海外をはじめなかなか遠くへは行きづらい旅行環境の中、近場及び地元を見つめてみようと思う人が増えている。聞いたことがあり、知っているつもりでも、本当はよく知らなかった身近なエリアに関することは意外に多いもの。「東京の教科書」「埼玉の教科書」では、生まれ育った、今住んでいる、仕事をしている、東京都と埼玉県の、地球史、歴史、交通、伝統、文学、農産物、区市町村統計など、多岐のジャンルを社会、理科、国語、家庭科、美術、算数など教科書の科目に分けて、わかりやすく紹介している。例えば「東京の教科書」では、理科(地球史):立川断層の過去現在未来、算数(統計):東京都区市町村の地価。「埼玉の教科書」では、社会(歴史):奇襲の舞台河越城、水攻めの舞台忍城、国語:埼玉の方言は関東地方の方言の縮図、など。

また、地図に断層の位置を入れ、仕組みを図版で解説。浮世絵と写真、古地図と現在の地図など、多種類の参考資料をカラフルに掲載し、明るく理解しやすい誌面となっている。最新撮りおろしの空撮画像では、東京都と埼玉県の主要ターミナルの今の姿を空から目線で解説。歴史作家・歴史研究家として人気の高い河合敦さんによる「河合敦の歴史コラム」では、東京都と埼玉県に関連する内容を独自の視点で執筆している。

定価は「東京の教科書」1980円、「埼玉の教科書」1650円(すべて税込)。発売日は11月30日。販売場所は全国の書店、ネット書店。

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