2021年12月02日 12:02

ロッテは、47都道府県毎に20代~60代の男女100名ずつを対象とした、全国「噛む力」調査を実施した。

この調査での噛む力とは、日常における「よく噛むこと」に対する意識、夕食時一口あたりの咀嚼回数・ガムを噛む頻度といった行動、噛むことの健康効果や食べ物の種類別の必要咀嚼回数への理解度といった知識、主にこの3要素で構成された質問の回答結果を集計。ロッテ「噛むこと研究部」が健康面において好ましいとされる順序に点数を割り振り、偏差値で算出した結果となる。

調査結果によると、全国「噛む力」ランキング1位は秋田県。性年代別で見ると60代女性が最も「噛む力」が高い。噛むことを「よく意識している・意識している」と回答した人は全体の4割以下という結果に。夕食時一口あたりの噛む回数に関して、専門家は30回以上を推奨しているのに対して、9割以上が「30回未満」という実態が明らかに。噛むことの健康効果について、最も多くの人が知っていたのは「脳の活性化」で、6割以上が知っているという結果となった。

1948年の創業以来ガムをつくり続け、「噛むこと」に取り組んできたロッテとして、近年の噛む回数や意識の低下「噛む離れ」を問題として捉え、「噛むこと」の良さを知ってもらいたいとの思いで同調査を実施した。「噛むこと」には脳の活性化による認知機能改善や、集中力を高めたり、唾液量が増えることで口の中を清潔に保つことができるなど、様々な利点が明らかになってきている。今後も、「噛むこと」の良さを広く人々に知ってもらえるよう活動をすすめていく。

噛むこと研究室