2021年12月01日 19:48

dotBravoは、マルチファンクショナルQRリーダー「QRQ(キューアールキューブ)」を開発した。本製品は、まずは、デジタルワクチン接種証明書を読み取り、クラウド連携によりシンプルに結果を返す。

世界中及び、日本国内でワクチン接種、検査が普及し、同時に接種履歴や陰性証明を活用した行動制限の緩和が模索されている。デジタルヘルス証明とIoTデバイスを活用した、安心空間を実現する仕組みが求められるようになった。しかし、現時点では見せる側も、確認する側もスマートフォンに依存した形で運用をしており、時間、人件費など想定される問題点がある。

今回、店側(確認する側)の不便さを解消するために、世界で利用されている、また同時に国としても国内で利用想定とされているSmartHealthCards規格のバーコード(QR及びバーコード)対応の証明書リーダーを開発した。本製品は、単体でサーバーと通信可能なエッジ端末であり、センサーなど多機能を実装した、マルチファンクショナルQRリーダー。同時に、2021年中に政府から発行されるだろうスマートヘルスカードに対応しており、特許取得申請準備中。

通常のQRリーダーでは出来なかったサーバーとの通信を実行可能とし、暗号化及び復号下を可能なサーバープラットフォームと連携。それにより、個人情報漏洩を意識したワクチン接種証明書の確認を可能にするハードウェア、ソフトウェア及びバックエンドのシステムを構築した。発売予定は2022年1月中頃を予定。価格想定4万円前後。詳しくはこちら