PicoCELA（ピコセラ）は、販売店であるSCSK、設置パートナーのとなみ衛星通信テレビ、およびIoZと連携。ローカル5Gと無線メッシュを連結させたIoT農業管理ソリューションの実現に成功した。

同ソリューションは、となみ衛星通信テレビのローカル5G基地局を元回線として活用。PicoCELAのエンタープライズ無線メッシュ技術によって広大な圃場内、点在する圃場の監視カメラ・鳥獣害検知センサー・お天気センサー・スマートグラスなど各種デバイスのデータ伝送を、LANケーブル配線無く低コストで実現したもの。同ソリューションは、トレボーが管理されているワイナリーに併設する広大なブドウ畑に実際に導入され、「農業を科学する」ための第一歩を踏み出した。

日本国内における一次産業　農業の最大の課題は高齢化と後継者不足だが、南砺市も例外ではない。生産性の向上や確実な農業技術の伝承、省人省力化への対応を加速化し、課題解決する必要があった。となみ衛星通信テレビでは、新たな試みに必要となるインフラ整備のため、まずローカル5G免許人となり、トレボーの圃場を実証フィールドとして課題解決のための様々な取組をしている。

今後は、となみ野エリアで推進しているスマート農業・スマートシティにおける情報基盤及び監視システムとして今後拡大していく予定。