2021年11月19日 12:57

鳥取県は、アンテナショップ とっとり・おかやま新橋館にて、「そっくりさん」大捜索で話題の「青谷弥生人の復顔像」を、11月26日~28日の期間限定で公開する。鳥取県外での公開は今回が初となる。

2000年に鳥取市の青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)で大量に出土した弥生時代後期(約1800年前)の人骨のうち、3個体の頭蓋骨に、当時の人の脳が残されていることがわかった。弥生人の脳は国内で初めての発見。復顔像を制作したのは、このうちの1個体。鳥取県では、国立科学博物館の監修を受けながら、頭蓋骨の形態やDNAの分析結果をもとに、「青谷弥生人(あおややよいじん)」の復顔像を制作。遺伝子情報も反映した弥生人の復顔は、全国初の試みとなる。

「青谷弥生人」をより身近に感じてもらうために、鳥取県では2つのキャンペーンを開催。「『青谷であおーや!』青谷弥生人 大捜索作戦!そっくりさん募集」では、「青谷弥生人」のそっくりさんを募集。入賞者を1月に発表し、「とっとり弥生の王国」の初代国民に登録する。また初代国民を5月頃に「青谷弥生人大集合」ツアーに招待し、そっくりさんグランプリを決定。グランプリをはじめ、入賞者には「鳥取県の美味しいジビエ」など豪華賞品をプレゼントする。

さらに、甦った「青谷弥生人」の名前を募集。応募した「名前」が、最優秀賞、優秀賞に選ばれた人には、鳥取県の美味しい特産品など豪華賞品をプレゼントする。詳しくはこちら