2021年11月16日 15:00

仙台市とサムライインキュベートは、事業創出を支援するプログラム「SENDAI NEW PUBLIC」を開催している。仙台市の行政・地域課題に着目した「持続可能な開発目標(SDGs)」項目の5つの優先テーマを設定して参加者を募集。この度、事業創出に向け取り組む7名の採択者を決定した。

本プログラムは、仙台市が取り組む「起業家を生み育てるエコシステム構築」の一環として、SDGsの達成に向けた社会課題解決ビジネスの創出を目指している。採択者決定にあたり、「新規性」「将来性」「実現性」「適合性(仙台・東北地域でのシナジー等)」の4つの観点で審査を実施。仙台市の行政・地域課題に着目した優先的に取り組む5つのSDGsテーマを中心に、課題解決に寄与する研究開発、ICTなど独自のテクノロジーを有する7名を選出した(採択者7名のうち3名は昨年度採択者の継続支援)。

今後は、仙台市とサムライインキュベート支援のもと、採択者それぞれの事業創出フェーズに応じて「事業計画のブラッシュアップ」「事業コンセプトの創出」「ニーズ検証」を実施。それに加え、「実証実験」などの事業化へ向けた具体的な取り組みを行う。また、来年開催のDemoDayにて、本プログラム期間における成果発表を行う予定。

仙台市とサムライインキュベートは、本プログラムを通じて、仙台市にとどまることなく、東北地域をはじめ国内外の課題解決に貢献する事業や起業家を生み育てるエコシステムの構築に取り組んでいく。