2021年11月11日 12:52

昭宝製菓は、金沢グルメの代表格「金沢おでん」の看板メニューである香箱ガニの「カニ面」を、日本で初めて煎餅にした、『金沢おでん「菊一」監修 カニ面煎餅』を12月上旬(予定)より石川県内で発売する。
同社は、新型コロナウイルス感染収束後の観光需要回復を見据えて、旅の思い出となる地元ならではのお土産商品を作ることが目標だった。金沢で愛されている名物をモチーフに、地元の人々が誇れる商品にしたいという思いから、金沢で最も古い歴史を持つおでん店「菊一」発祥の、香箱ガニを使った名物おでん種「カニ面」を煎餅にするというアイデアが生まれ、共に金沢の観光と飲食を盛り上げていこうという思いで共同開発に至った。
金沢は人口あたりのおでん屋の数が日本一といわれ、近年「金沢おでん」として注目を集めている。金沢おでんの看板メニュー「カニ面」は、香箱ガニ(ズワイガニのメス)の甲羅の内側に、カニ一杯分の身、カニみそ、内子、外子を詰めて出汁に漬け込んだものだ。
「カニ面煎餅」は、日本海で水揚げされたズワイガニのメスを粉末化してカニの風味を凝縮させ、おでん出汁の旨味と合わせて、香ばしくサクサクと歯ざわり抜群の煎餅に焼き上げている。パッケージには、現在「菊一」を守る女将さんと2人の娘さんに見立てた3本の「金沢和傘」をあしらい、商品を手に取る人の気持ちを華やかに彩る。
希望小売価格は「16枚入」864円(税込)。発売日は12月上旬予定。販売場所(予定)は、金沢駅をはじめとした県内主要交通施設(駅・空港・高速道路SAなど)。