2021年11月10日 15:38

パステルコミュニケーションは、発達障害・グレーゾーンの子どもたちの学びの場の選択の参考となる、先輩ママの声を集めた参考書の無料配布を開始した。

現在、小学校で発達支援のサポートを受ける方法として、普通級で合理的配慮や加配などを受ける、普通級と通級を併用する、特別支援学級に在籍する、特別支援学校に入学するなど、複数の選択肢がある。ポイントは、我が子の学びの場をどこにするか、最終的に決定するのは保護者であるという点。就学前相談の判定結果には強制力がなく、保護者の教育方針を優先できるシステムになっている。

だからこそ、我が子の成長をサポートできる最適な学びの場がどこか分からず、悩んでいる保護者が非常に多い。実際にパステル総研が2021年9月に実施したアンケートでは、79.1%の保護者が我が子にとって最適な学びの場はどこか悩んでいるという結果が出た。

ただ、どんな状況になったとしても、重要なのはブレない考える軸を持っておくこと。我が子にはこんな子に育ってほしいという子育て軸や、我が子が安心して学校生活を送るための具体的なサポート、それが実現可能な学びの場の情報リサーチがあれば、最適な学びの場を選択できる。本書には、過去に先輩ママたちがどのような軸で我が子の進路を選択してきたかがまとめられている。さまざま視点を持ち、後悔のない就学準備をするのに役立つ1冊。参考書の受け取り方法はこちら