2021年11月10日 09:13

宝島社は、11月17日、「夢の宇宙旅行 完全ガイド」を発売する。
7月に米企業の宇宙船が立て続けに民間人を乗せた試験飛行に成功するなど、いまや夢物語ではなくなった宇宙旅行。本誌は、宇宙開発取材の専門組織「宇宙作家クラブ」会員の村沢譲さん監修のもと、ついに始まった民間人宇宙旅行の全貌を解説している。人類が挑んできた宇宙開拓の歴史や宇宙旅行の鍵となる「サブオービタル飛行」、各企業による旅の行程や費用などの比較、そして12月に宇宙に飛び立つ実業家・前澤友作さんの訓練の様子やインタビューなど盛りだくさんの内容で届ける。宇宙がより身近に、より魅力的になる宇宙旅行最前線の一冊だ。
いま民間宇宙旅行分野で注目を集めているのが、高度100km程度の宇宙空間で無重力体験を楽しむ「サブオービタル飛行」。宇宙を体感できる時間が短いものの、眼下に地球を眺めながら数分間の無重力状態を楽しめる。サブオービタル飛行の技術を利用した宇宙旅行でトップを競うのが、米国のヴァージン・ギャラクティック社とブルーオリジン社。本誌では、企業の成り立ちから宇宙船開発の経緯、それぞれの宇宙旅行プランや宇宙船などの徹底比較も掲載している。また、民間宇宙旅行業界でトップを独走するのが、アメリカのスペースX社。同社のこれまでの偉業や、地球周回飛行「インスピレーション4」の全貌、さらに、今後実現しようとしている月周回旅行も本誌で解説。そのほか、世界の宇宙関連会社のさまざまな旅行プランも紹介している。
定価は1100円(税込)。発売日は11月17日。