2021年11月09日 15:00

Setolabo衛生検査所は、11月9日、「香川県PCR海外渡航センター」を設立した。検査当日に海外渡航用の陰性証明書が受け取れることに加え、1日3回の締切時刻を設置。検査受付から最短2時間でスピーディな陰性証明書の発行を行う。

空港でPCR検査を受検するとかなり高額になり、しかもコロナ制限下の空港は店の多くが閉まっており、何もないため時間を潰すことすら難しいのが現状。特に国際便を利用する人は前泊する人も多い。同センターは、高松市内というアクセス可能な利便性をいかして、PCR検査を受けてそのまま高速リムジンバスや国内線に乗り、空港にて陰性証明書がPDFで受け取れる。海外渡航証明書は医療機関での発行が主体的だったが、登録衛生検査所である検査機関でも発行ができることから、価格を大幅に抑えて海外渡航陰性証明書の発行が可能となった。

PDFでも入国できる国も多いので、最終時刻までに検査を受け、朝一で高松市内から空港に向かうことも可能。発行後もトラブルのサポートのために24時間電話で対応可能。また、TeCOT登録の提携医療機関とも協力し、オンライン診療もできるようにすることで、より多くの国へ渡航できるようにカバーした。

さらに、ホームページを多言語化し、日本人のみならず、外国人を含めたより幅広い層の利用を想定。今後、航空会社との提携を予定しており、関西国際空港を発着する国際便を利用客の需要を見込んでいる。