2021年11月02日 15:30

老舗醤油メーカー・日本丸天醤油では、ポジティブな減塩調味料「天翔減塩ゆずぽん酢」を開発した。
同社の「天翔ゆずぽん酢」は、発売19年を経た今期も売場を広げて右肩上がりの成長をしている。ただ、現在取り組んでいるぽん酢市場の拡大において、「関西と関東では鍋文化が違い、商品認知が少ない。関東は鍋料理自体に味を付けるため、ぽん酢は消費者に好まれにくく、ぽん酢の棚を広くすることはできない」という声があった。また現在のコロナ禍において消費者は健康に重きを置き、自宅で料理をして食事をとる人が多くなっている。
そこでぽん酢における次の挑戦は、料理にどれだけかけても気にならない、健康を意識した調味料となった。新しく開発した「天翔減塩ゆずぽん酢」は、その名の通り「天翔ゆずぽん酢」の食塩分を半分にしたぽん酢。開発当初は「天翔ゆずぽん酢」の食塩分を半分にしたぽん酢を試作しましたが、おいしく感じられなかったという。そこで、元の食塩分の50%を開発目標とし、それ以外はイチから開発し直した。
担当社員は五味(酸味、苦味、甘味、辛味、塩味)のバランスも変え、様々な思考錯誤の末、全くの別の商品といえるほど美味しい「減塩」ぽん酢が誕生。「高血圧だから減塩しないと」「減塩だから味が薄い」といった消費者の声を覆す、減塩でも濃厚でコクがあるぽん酢となっている。「天翔減塩ゆずぽん酢360ml」は販売価格442円(税込)。購入はこちら。