2021年10月27日 19:00

宇宙の体験をつくる技術集団のamulapo(アミュラポ)は、夜の鳥取砂丘で月面の宇宙飛行士の体験が可能な宇宙体験を制作。この度、一般向けの宇宙体験サービスとして、18歳以上を対象として11月からの日程の先行予約を開始する。

鳥取砂丘は、日本海海岸に広がる広大な砂礫地で、日本を代表する海岸砂丘。鳥取砂丘は夜になると、昼とは表情を変え、まるで月面の世界のような姿になることが知られている。amulapoでは、その特徴的な自然環境を活かし、夜の鳥取砂丘を月面に見立てた新感覚の宇宙体験を制作。

宇宙体験では、鳥取砂丘を歩き回りながら、月面開発に関わる様々な月面ミッションに全身で挑む。参加者は、1969年のアポロ11号が人類で初めて月面の着陸に成功した時代から、2050年の月面都市ができる時代まで、宇宙飛行士の目線での体験ができる。また最新のARグラスを利用し、アナログとデジタルとが融合した世界初となる本格的な月面の宇宙体験を楽しめる。本宇宙体験の予約は特設サイトから。

amulapoでは「空想月探査物語」シリーズとして、今後も鳥取砂丘を舞台とした様々な月面体験を造成していく。今回は、そのシリーズの初回となる「月面極地探査実験A」の一般向けの先行予約開始の案内となる。同社では、この宇宙体験が、多くの人にとって宇宙を身近に感じるきっかけとなり、これからの宇宙開発に関わる大きな最初の一歩となることを願っているとしている。