2021年10月07日 15:31

ジャパンハートは東京都からの連携を受け、10月2日より葛飾区医療機関での陽性者対応に従事する看護師を派遣。自治体との連携のもと、「医療の届かないところに医療を届ける」活動に従事している。

新型コロナウイルス感染症拡大抑制を目的として、ジャパンハートは2020年4月以降、全国で医療支援を実施してきた。2020年4月以降、全国各地の病院や介護福祉施設に、医師・看護師等で構成される医療チームの派遣を継続している。クラスターが発生すると、感染による欠勤や人材派遣会社の撤収により、深刻な職員不足に陥る。また医療機関の病床ひっ迫により、福祉施設で陽性患者を治療しなければならない等、外部からの適切な支援が必要となる。

さらに「#マスクを医療従事者に」プロジェクトを開始し、クラウドファンディングやチャリティオークションを実施。1万5千人の方から約1億5千万円の資金を募り、マスク200万枚を調達。第一種指定感染症医療機関、三次救急医療機関、特定機能病院を中心とする合計726の機関にマスクを配送した。

加えて、全国の介護福祉現場で働く医療/介護従事者向けに、2020年6月から12月の約半年間にわたり、クラスター発生時に備えた感染症対策指導を実施。防護具の着用指導、施設内のゾーニングに関する指導を、2020年12月末までに、658法人、計1599名の参加者に対して実施した。今後も、ジャパンハートは医療の届かないところに医療を届けていくとしている。