2021年10月06日 17:53

GROUNDSは、コーヒーカスと牛乳パックでつくる再生紙ブランド「Caffe Latte」を立ち上げ、その再生紙アイテム製作に使用するため、10月2日からコーヒーカス回収イベントを開始した。10月中の該当日、関東・関西・九州の全14か所のカフェで飲まれたコーヒーのカスを回収し、「Caffe Latte」再生紙アイテムを製作する。

日々大量に廃棄するコーヒーカスを見ている中で、カスを使って再生紙を作り、身近なアイテムに生まれ変わらせ製品化できないかと考えた。近年コーヒーカスの再利用も少しずつ見られるが、リサイクル素材としての認知はまだ低いのが現状。そこで、今回このような参加型のリサイクルイベントを開催することで、コーヒーカスは再利用できるということを知ってもらうきっかけになればと考えた。

回収したコーヒーカスは、乾燥させた後、専用工場でオリジナル名刺やブックカバー、ポーチに生まれ変わる。消費者は原料の提供者になれるとともに、自身が飲んだコーヒーカスでできたリサイクルアイテムを自ら購入することもできる。さらに「Caffe Latte」アイテムは、リサイクルの過程でトレーサビリティ機能を備えており、原料のカスがいつどこで捨てられたものかを追跡することが可能だ。これにより、消費者はコーヒーを飲むだけの楽しみから、そのカスが再利用され製品となり、また自身の手元に還ってくるという体験をすることができる。

アイテムはサイトにて10月30日まで先行予約を受け付け、受注生産する。