2021年10月05日 11:24

日本モバイル建築協会では、モバイル建築を活用した応急住宅の社会的備蓄の普及を進めている。社会的備蓄とは、平常時は自治体や企業が使用するモバイル建築ユニットを、災害時には被災地に搬送して応急住宅等に転用する取り組み。このたび、同協会会員社であるスタンバイリーグさかいが指定管理団体として運営している「ホテルスタンバイリーグさかい」が、10月5日より、認定NPO法人「難民を助ける会」への寄付つき宿泊プラン「世界の難民支援プラン」を開始する。
難民を助ける会(AAR Japan)は、インドシナ難民支援を目的に日本で発足以来、活動地域や分野を広げながら、65を超える国・地域で難民支援を展開。現在は、世界14カ国で活動している。1997年には、主要メンバーとして活動してる地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)がノーベル平和賞を共同受賞、さらに1999年に読売新聞国際協力賞、2008年に沖縄平和賞受賞を受賞した。
今回の宿泊プラン「世界の難民支援プラン」を利用すると、AAR Japanが世界で行う難民支援活動に1泊あたり100円が寄付される。つまり、このプランで宿泊すると、難民支援と被災者支援に同時に貢献できるということになる。
このほか、現在ホテルで展開中の「ホテル1棟貸切で安心、合宿・研修プラン」(企業の人事研修や大学等のゼミ合宿などに安全に利用できる貸し切りプラン)、および、ふるさと納税による宿泊券を利用した場合も、AAR Japanへの寄付は適用される。問い合わせはこちら。