2021年10月04日 10:16

グランドレベルのデザイン監修による、フクビ化学工業の新屋外家具ブランド「Fandaline(ファンダライン)」の発売が、10月下旬より開始される。

グランドレベルは、「1階づくりはまちづくり」をモットーに、地域に住まう人々が、まちの主役になれるような施設・空間・まちづくりを行っている。ハードやソフトと、それらを取り持つコミュニケーションを一体でデザインするのが大きな特徴で、建築や施設、そこに暮らす人々やまち全体が、よりアクティブなものへと成長していくものをつくり出す。

まちやストリートの活性化において重要なベンチなどの屋外家具は、これまで公園や私有地に置かれることが多く、日本国内においては人が多く集まるまちの中の空地や歩道といった公共空間に置かれることが少なかったことから、化学に立脚した樹脂成形技術を有するフクビ化学工業とグランドレベルのコラボレーションにより、まちやストリートに向けた屋外家具ブランド「ファンダライン」を開発し、10月下旬より発売を開始することになった。

「ファンダライン」は、自然と人々を迎えいれてくれる普遍的でやさしいデザインを心掛け、大きな広場から建物の軒先まで、さまざまな「まちの1階」に人が自由にいられる場所を提供することを目標にした新しい屋外家具ブランドシリーズ。家具に使用する主素材は、フクビ化学工業の独自技術で生産する人工木材「プラスッド」とすることで、長期間屋外で使用することができる耐久性を備え、また、家具単品だけでなく屋外家具を自由に組み合わせて使用することを想定している。

「ファンダライン」ウェブサイト