2021年09月27日 09:46

ニチバンは、ぶどうの新梢やきゅうりの蔓の誘引結束システム「とめたつ」シリーズから、作業性・使いやすさが向上した誘引結束機「とめたつプラスTMA150」を、9月24日より、全国の農業協同組合などで新発売する。
「とめたつ」シリーズは、針が必要ない粘着テープを利用した誘引結束システム。軽くて丈夫で壊れにくい誘引結束機と、粘着面同士を付けた時だけ強固に粘着し、収穫時には適度に粘着力が弱まる専用粘着テープで、収穫後の後作業にも適している。
今回発売する「とめたつプラスTMA150」は、従来品(とめたつTMA100)の設計を見直し、誘引作業の負担軽減と作業性向上を図った。本体の重量を25g軽減したことでさらに軽く持ちやすく、テープカット荷重も削減されているため、より軽くカットできるようになり、誘引作業の負担軽減と作業性向上を図った。また、利便性を追求し、細かい設計の見直しも実施。ヘッドの角が取れコンパクトになったことで、狭い場所にも差し込みやすく、テープカバーを透明にしたことで、フタを開閉せずにテープ残量を確認することができる。内容物は、本体、テープリール2個。
ニチバングループは70年以上前から、天然由来の素材を主原料としたセロテープの生産を行い、環境にやさしい製品づくりを進めてきた。今後もセロテープに限らず、国内外の様々な工業・産業分野の課題解決に役立てる製品を製造・販売していく。
希望小売価格はオープン。発売日は9月24日(メーカー出荷日)。販売ルートは、全国の農業協同組合、農業資材販売店、ホームセンターなど。