2021年09月27日 09:43

百丁場営農組合は、古来より名水と称されてきた稲美町百丁場の湧水を、その場で濾過し、提供する給水ステーション「百丁場乃湧水 百(HYAKU)」を10月1日に新規オープンする。

兵庫県の中南部に位置する稲美町百丁場には、六甲山系を水脈とした、まろやかな軟水の湧水がある。その昔、仁徳天皇や鳥羽天皇に献上され、平安時代には多くの歌人に和歌で謳われた。また1500年代の前半頃には、播磨十水のひとつにあげられ、以降は酒造りの水としても使われるなど、先人達に愛され守られてきた、格式高い「名水」として知られる。この湧水を、源水から汲み上げ、最新の技術で濾過した給水サービスが「百」だ。大切な資源を活用して、地域の家庭や店、地場産業の活性化につなげたい想いから同事業が誕生した。

「百丁場乃湧水 百」は、身体に優しいミネラルのみを残し、細菌やウイルス、有害な化学物質を除去。特に料理を際立たせる美味しい水を提供する。源泉である水源から給水の都度システムパイプラインを洗浄。常に汲みたて新鮮、清潔だ。まるで人の細胞と同じような構造の何重にも重ねられた薄い濾過膜を利用して濾過。最新の飲料水工場でも採用されている濾過システムとなっている。

料金システムは、月額2000円(税込)で汲み放題の定額プラン。所在地は、兵庫県加古郡稲美町六分。

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