2021年09月22日 13:07

小林クリエイトは、顔認証を用いた出席情報が収集できるクラウドサービス「出席X」(顔認証マスク対応版)を9月より提供する。
「知」「学びの場」が大きく変わろうとする現在、大学は様々な取り組みをしている。特に現在は経済的要因から増える中途退学を考え悩む学生への学修継続に向けた相談支援、その具体的支援策としての新しい給付型奨学金「高等教育の修学支援新制度」の適用業務などがある。その制度では出席情報も大切な要素だ。同社は、こうした「知」「学びの場」の一つの課題にこたえるべく、「出席X」を開発した。「X」は「授業=知」から生まれる新しい知、無限の可能性を込めた「X」だ。
「出席X」は、大学の授業など、精確な出席情報を必要とする場で活用。学生、教員はアプリを用い相互確認する。原理は、昔の教員による点呼(授業ボタン押し)と学生の応答(顔認証)、そのまま。生成情報は、授業コマ情報、出席時間、退席時間(差分=滞在時間)、学生情報(顔認証済み)となる。大学による新たな設備投資は不要(デバイスは、学生保有スマホを活用。BLE&Wi-Fi環境利用)。出席情報3要素「ヒト」、「場(授業)」、「出席時間、退席時間」情報を正確に収集できる。顔認証を用いるため、なりすまし出席もない。学部単位での導入、CSVによる基幹システムLMSとの連携が可能だ。
価格は、クラウド利用料+顔認証利用料で構成(詳細は要問い合わせ)。同製品提供開始に併せて、トライアル大学(2022年3月まで無料。数校予定)を募集。