2021年09月17日 17:48

アトピヨは、アトピーを持つ人を対象とした匿名の画像共有型アプリ「アトピヨ」が、リリース3年後の2021年9月9日に、2万ダウンロードを突破したことを明らかにした。また今回の2万ダウンロード突破に伴い、ユーザーの利便性をより高めるため、9月後半に画像回転機能を追加する。

アトピヨは、アトピーを発症し悩んでいる人の早期回復のサポートになることを目指し、文字だけでなく「画像」を投稿することで、アトピー特有の皮膚症状を匿名で記録・共有できる日本初のアプリ。2018年7月に元アトピー患者Ryotaro AkoがApp Storeからリリースした後、経産省主催「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」をはじめ国内の7つの賞を獲得。現在では、2万ダウンロード、3万8000枚の投稿画像(うち1万枚は公開中)がある、日本最大級のアトピー患者向けアプリに成長した。

同アプリでは、症状や悩みをアトピーの人同士で共有することができる。公開されている画像については、顔・手・足、薬・クリームといった部位やカテゴリーでの検索と、赤み・カサカサ・薬の名前といったキーワードでの検索をすることが可能。アプリの平均評価は4.5(5段階)と、ユーザーからも高い支持を得ている。

日本には600万人のアトピーに悩む人がいると言われている。アトピヨは、その1%の6万人に日常的に使われるアプリを目指している。このため、iPhoneアプリとしての機能追加だけでなく、より多くのユーザーが使用できるように、アプリのWeb対応・Android対応も検討中。