2021年09月13日 13:58

アーキセプトシティは、都市型の小型戸建住宅ブランド「KITO(キト)」を自社事業ブランドとしてスタートした。

「KITO」は「容積を地球と共有し、森や多様な生命体を都市へと流通する」をコンセプトに、敷地容積の25%を非建築容積と位置付け、小型の建築と木々やビオトープを併設する環境共生価値を思想基盤とする住宅ブランド。持続可能な環境社会を実現する為の1つの選択肢として、多様な生命体との共生を目指す都市型の小型戸建住宅市場の市場創造を行う。

例えば土地に定められた容積の25%を地球と共有し、多様な生命体が暮らせる小さなビオトープをつくる。ビオトープが都市に増殖していく事で、やがて都市の25%はさらなる森となり、地球本来の共生空間へと復元される。人の占有容積は減少しても、人が感じる幸福の容量は増幅する可能性は高い。支配、独占、成長から、開放、共有、持続へ。「KITO」は、都市に森を流通させていく行為のブランド化を目指しており、その建築は行為を物質化した一つのブランドアイコンと言える。

事業内容は、都市型小型戸建て住宅「KITO」ブランドの開発・販売。KITOブランドによる住宅建設を希望する個人にデザイン設計サービスを提供。KITOブランドの共同展開事業を希望するデベロッパーにブランドとデザイン監修を提供。KITO物件に投資し、保有運営を希望する機関・個人投資家に物件開発一式を提供。KITOのフィロソフィに基づいた製品やサービスの開発・販売。

コンセプトモデル(第1号物件)を神奈川県の南葉山で開発着手し、2021年度内の完成を目指す。

公式サイト