2021年09月06日 18:41

LUSH(ラッシュ)は、9月10日より、循環型容器返却プログラム「BRING IT BACK(ブリング・イット・バック)」に新たなスキームを追加し、日本全国75店舗を対象に本スキームを開始する。

新スキームは、使用済みの容器を店舗に持参すると、買い物の会計時に容器1個につき30円として利用を可能とするもの。ラッシュは、今回の新スキーム追加により容器返却プログラムを充実させ、利用者が本プログラムに参加する機会の選択肢を増やすことで、容器返却率向上を目指す。また、10月1日より、紙袋の有料化も実施する予定だ。

ラッシュでは2008年より100%リサイクル素材を使用したプラスチック容器の使用を開始し、2010年より販売した商品の容器を利用者から返却してもらい、それを材料として商品の容器として再生させるという循環型のリサイクルプログラムを継続展開している。

ラッシュは、2010年の容器回収開始以来、社内利用した商品容器も含め、ラッシュジャパン全体で累計約237トンもの再生プラスチック容器を水平リサイクルし、同じ容器を作り続けている。利用者の協力を得ることで実現できるラッシュの循環型容器返却プログラムは、約2割もの容器を返却してもらうのと同時に、残りの約8割は未返却の状態であり、それらは利用者が自治体のルールに則り処分されていることが想定できる。

ラッシュでは、「BRING IT BACK」の輪を利用者と共に広げていくことで、資源の循環利用に貢献していきたいと考えている。新スキームの開始日は9月10日から。