レモネード・レモニカは、オリジナルレシピのレモネード専門店「LEMONADE by Lemonica（レモネード バイ レモニカ）」を全国に展開している。この度、レモネードを生産する際に廃棄されるレモンの果皮などを使用したオリジナルレモンジャム「丸ごと搾りレモンジャム」を開発。昨今SDGsの一環として世界的に注目されている「フードロス問題の解消」への小さな一歩として、同プロジェクトをスタートした。

レモニカのレモネードは、レモンを丸ごと使用することにこだわっている。レモンの皮、皮下の白いスポンジ部分、ヘタ 、薄皮、果汁、果肉の6つの部位からそれぞれ適切な抽出を行う。レモネード成分抽出後のレモンにも、酸味や苦味などレモンの美味しさが残っており、その良さを活かした商品を作ることができないか試行錯誤した。

そこで廃棄されるレモンを使用した商品開発プロジェクトを発足。研究を進める中で、ペクチンを抽出することに成功し、更に1年間の開発期間を経て、オリジナルレモンジャムの商品化に至った。

開発された「丸ごと搾りレモンジャム」は、レモンを形成するすべての部位を使用しており、ジャパンレモネード協会が認めるレモネード味の定義「six tastes」をクリア。レモネードと同様、レモンを丸ごと使用しているので、果肉の酸味だけでなく、スポンジ部分の程よい苦味や果皮の食感など、レモンの美味しさを余すことなく楽しむことができる。販売価格550円(税込)。