2021年08月04日 14:30

誠文堂新光社は、8月18日、「星空教室 秋の星座」を発売する。

秋の夜長、夜空に輝く星ぼしを次々に結んで星座を見つけることは、とても楽しいもの。さらに9月・10月は、星座に加えお月見の季節でもある。そこで本書では、秋の星座の解説や星座観察の紹介の他、月の観察についても詳しく紹介した。まったく星座を知らなくても、本書を手に星の並びを観察しているうちに、星座の形がわかるようになる。

秋の夜空の星では「ペガススの四辺形」が有名で、頭上高くに輝くので街中でもよく見えるので、秋の星座は「ペガススの四辺形」をたよりに星座を見つけ出していく。また、秋の空には、私たちの地球と太陽系がある「天の川銀河」の隣の「アンドロメダ銀河」があり、空の澄んだ街明かりの少ない場所であれば、天体望遠鏡や双眼鏡などの道具を使わず、自分の眼で「アンドロメダ銀河」を見ることができる。もちろん、この本でも「アンドロメダ銀河」の見える位置を紹介している。

本書では星座を見つけるポイントの他、理科の教科書に載っているような月の動きや、月の満ち欠けのしくみをやさしく解説、月の観察時に知っておくと役に立つ基礎知識をはじめ、地平線近くで月が大きく見える理由や、スーパームーンについても解説した。また、全天88星座のデータや、火星・木星・土星を探す際に役立つ星座図も掲載。オールカラーで写真と図版を大きく掲載しているのでとても見やすく、本文の漢字には読み仮名を振っているので、大人から子どもまで十分楽しめる一冊だ。

定価は2750円(税込)。発売日は8月18日。

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