2021年07月29日 16:02

Crossdoorは、埋込型スマートリモコン「Crossdoor square」を開発し、本年7月より本格販売を開始した。

本製品を部屋の壁に設置し、専用のアプリから簡単な設定をするだけで、スマートフォンなどを通じて、好きな場所から家電を操作することが可能に。IoT家電などの特殊な家電に買い換えることなく、便利で快適な生活を支えるスマートホームが実現する。

照明のスイッチと同様に、配線・据付工事により設置が可能。LANケーブルを通じて電力が供給されるPoE(Power over Ethernet)給電に対応しているため、コンセントなどの電源を確保する必要がなく、電源ケーブルにより室内の美観を損なうこともない。赤外線家電の操作に加えて、据え置き型スマートリモコンでは対応していない給湯器、床暖房、電気錠などのHA家電も操作できる。

さらに、集合住宅やホテルに一括で本製品を導入する人を対象に、エアコンを含むHA家電について、各部屋の接続状況や、ユーザーの操作履歴などをモニタリングできるアプリケーションも提供。データを活用した新たなサービスの開発にも寄与する。赤外線家電・HA家電の操作や、HA家電の接続状況の確認は、Crossdoorが提供するスマートフォンアプリ「Crossdoor Link」を通じて、外出先など任意の場所から行える。