2021年07月16日 16:54

セーフィーは、2020年7月に提供を開始したウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」に、グループ通話機能を付加した。
同社のクラウド録画サービス「Safie」は、カメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービス。これまで「Safie Pocket2」は、遠隔臨場のような発注者と現場をつなぐ1対1のユースケースで非常に活用されてきた。しかし安全パトロールのような現場と本社、支社や協議会など複数拠点をつないでのケースでは、映像のみは複数拠点から閲覧できるものの、通話できるのはうち1箇所となり、複数拠点、複数人でリアルタイムにコミュニケーションを取ることができなかった。
そこで、同社は複数人が関わるケースでも利用できるように、1台のPocket2に対して複数のSafie Viewerから同時に通話に参加できるグループ通話機能を実装した。遠隔確認や遠隔立ち会いなど、様々なユースケースに役立てられる。期待される効果は、移動時間の削減による業務コスト削減、交通事故リスク減、ガソリン、CO2削減、立会に伴う日程調整の工数を削減、遠隔でいつでも現場状況が確認できる、など。
今後、「Safie Pocket2」は、内蔵しているGPSを活用した地図連携表示機能の追加などを予定している。あらゆる産業の現場で映像を活用したDXを推進していく。