2021年07月16日 16:27

東京農業大学は同大学が主催する「食と農と環境を考える世界学生サミット」にて、キャスタリアが開発するGoocusを採用。参加する学生たちが成果を発表するためのツールとして利用する。

世界学生サミットは、東京農業大学が、海外協定校をはじめとして世界各国から代表学生、教員を招へいし、食料・農業・環境に関する諸問題を議論し、日頃の学習成果を発表する国際イベント。2001年から開催されている。新型コロナウイルスの影響で1年間延期されていた第20回世界学生サミットだが、この度25カ国27大学から58名の代表学生の参加を得て、オンラインで開催されることになった。

Goocusは、UIが9カ国語に対応していること、実際にアフリカ等途上国での使用実績があること、またそれら海外に対してもサービス対応ができることを評価され、今回オンラインで実施するサミットの発表及び議論の場として採用された。世界学生サミットは、本来東京に約30カ国から大学生が集まり、対面で議論をすることが中心のプログラム。今年度はGoocus上で学生がプレゼンを発表し、それに対し他の学生がコメントを記入することで、世界学生サミット本番のライブディスカッション議論を補完する。

多くの地域から学生が参加するため、時差そしてインターネット通信環境の観点からもライブ形式のみでは実施が難しい中、東京農業大学はオンデマンド型であるGoocusの強みを活かし、世界学生サミットの円滑な実施を目指す。第20回世界学生サミットは2021年9月に実施予定。