2021年07月12日 15:33

スポーツトレーニング指導事業を手掛けるJTSは、トレーニング管理システム「JTS Power & Speed Up Navigator for Baseball 」を、7月より提供開始した。

同社では以前より、選手それぞれの力に応じた、最適なトレーニングメニューの作成と実地指導をしてきたが、コロナによる影響で逐次訪問することが困難になった。また各チームでの紙やExcelなどを使用したデータの管理方式では、情報の散逸や数年を通した傾向の分析が難しいという課題があった。そこで、日常的なウエイトトレーニングとグラウンドでの走力や跳躍力の測定値を、クラウドで管理/分析を行うことができる本システムを開発した。

本システムは、各チームで使用しているウエイトトレーニング機材による筋力の測定と、グラウンドでの走力、跳躍力などの測定から、高校野球/大学野球に要求される「からだづくり」の現状を可視化。システムへデータ入力することで、データベース化し、30mダッシュのタイムなど測定データを管理するとともに、当社指標による「10段階評価」や、前回との比較を行うことができる。

またデータ分析により、各選手の実力値やその傾向、チーム全体の傾向、異なる選手のデータ比較等を行うことができる。さらに測定データから、これからのウエイトトレーニングの負荷設定を算出することも可能。利用料金は標準システム利用料1万1000円(税込・月額)。