2021年07月09日 14:34

シエンプレは、7月7日より、高性能AIを搭載したネット評判監視ツール「モニタリングDX」の提供を開始した。
コロナ禍の巣ごもり需要の影響もあり、1人あたりのSNS利用時間が増加する昨今。SNSを駆使したプロモーションに力を入れる企業も増加傾向にある。一方、1~5月に発生したネット上の炎上事案は1日平均5件と、コロナ禍前である2019年1年間の1日平均3.36件を上回っており、企業のSNSプロモーションにおける炎上リスク対策の需要もこれまで以上に高まっている。炎上対策において重要なのは、世論を正しく見極めること。特に炎上の渦中においては、ネット上のユーザー意見を分析することで、その後の対策の方向性が見えてくるため、ネット評判監視は非常に重要であり、各社さまざまなネット評判監視ツールを利用している。しかし、従来のツールでは、複雑な日本語表現の分析・分類精度が低く、「ネガティブなのかポジティブなのか」「サービスに関する投稿なのか、料金に関する投稿なのか」などの詳細な分類は、人力で行わざるを得なかった。
この状況を打破すべく、同社では自然言語処理モデル開発の専門家と独自のAIを開発。瞬時に自動でネガティブ・ポジティブ判定から投稿内容のカテゴリ分析・分類まで行う、業界初の機能を備えた最先端のネット評判監視ツール「モニタリングDX」を開発した。同サービスにより、企業はネット評判監視の詳細な分析・分類を瞬時に行うことが可能となるため、これまでネット評判監視に費やしていた時間や費用をリスク対策や広報対策(トレンド調査他)などに活用できる。