2021年07月06日 07:08

Connected Designは、東急と協業し、東急が運営する東横線学芸大学駅高架下の商業施設「学大市場」にて、「リアルタイム鍵発行ソリューション」を活用したトイレのIoT化の実証実験を7月1日より開始する。
同実証実験は、「学大市場」のリニューアルオープンに伴い、同施設のトイレをより快適に利用してもらい、施設価値向上を図るために実施される。同社は、鍵の受け渡しをはじめとする施設管理オペレーションを省人化しながらトイレをより快適に利用してもらうソリューションとして、トイレに設置するスマートロックおよびスマートロックと連携した「リアルタイム鍵発行ソリューション」を提供する。
「リアルタイム鍵発行ソリューション」は、交通系ICカード等を、専用カードリーダーに読み取らせることでスマートロックを操作する鍵として登録することができる。「学大市場」では、各店舗に専用カードリーダーが設置され、顧客がカードリーダーに自身の交通系ICカード等をかざすと一時的な鍵の解錠権限が付与される。その後、ICカード等をトイレのスマートロックにかざすと自動で解錠する。
今後は、利用データを活用して清掃や備品の補充タイミング等の最適化を促す機能や、一定時間以上の使用を検知し施設運営者に通知する機能など、施設運営をより円滑にするための機能の実装を検討している。
場所は、東横線学芸大学駅高架下の商業施設「学大市場」各店舗および個室トイレ2室。