2021年07月01日 11:46

中日本ハイウェイ・メンテナンス東名は、「清掃ロボット」を7月9日より導入する。

NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT」の実現に向けて、企業・団体との共同研究による技術開発やグループ会社と連携した技術検討などにより、最先端の技術を導入した革新的な道路マネジメントに取り組んでいる。NEXCO中日本のグループ会社である中日本ハイウェイ・メンテナンス東名は、E1A新東名高速道路(新東名)浜松サービスエリア(SA、下り)のトイレを清掃するエリアキャストがおこなう作業の一部を担う「清掃ロボット」を7月9日より導入。この取組みは、同社が推進する「i-MOVEMENT」の一環で、その戦術の1つである「維持作業(清掃および植栽作業)の機械化による省力化」につながる技術だ。

清掃ロボット導入により期待される効果としては、トイレ清掃の省力化(床の清掃ロボットを導入することにより全体の清掃時間を約1割短縮)、清掃頻度向上による清掃レベル向上・快適性向上(清掃頻度を高めた作業状況などを検証)となる。

今回、浜松SA(下り)に導入する清掃ロボットの作業状況の検証などを踏まえ、2022年度以降に同社管内のSA・PAに床の清掃を専門とするロボットの導入を予定。また、汚れが見えにくい小便器の下や裏側など、手鏡を照らしながら窮屈な体制でエリアキャストが清掃をおこなっている現状を踏まえ、さらなる省力化を目的として小便器、個室トイレ、多機能トイレの「清掃ロボット」の開発を進めている。

中日本高速道路