2021年06月14日 10:12

Grief care Techは、6月9日、ペットのDNAを植物の種に引き継いでペットオーナーに届けるサービス「Yuishu」のクラウドファンディングを開始した。

旅立ってしまったペットのDNAを植物の種に導入し、ペットオーナーの元に届けるサービス「Yusihu」の、研究開発支援を募るクラウドファンディングが、CAMPFIREのGoodMorningにて実施。ペットのクローンではないが、新しい命として、また「愛でる」ことで「芽出る」そして、花が咲くサービスだ。植物を育てながら、前向きに喪失感と向き合える時間を提供する。支援リターンとして、個人クリエイターが手がけるクリスタルアートリウムや羊毛フェルトから、世界的に活躍する陶芸家・青木良太さんが手がける骨壺など、さまざまプロダクトが用意されている。リターンには個人法人合わせて10者が関わる。

DNAを組み替えた植物を栽培するには、他の生物多様性に影響を及ぼさないかなどの審査をクリアし「カルタヘナ法 第1種使用」の承認を得る必要がある。これには数年の研究と承認過程が必要で、莫大な資金が必要となる。GoodMorningは、社会問題と向き合い、課題解決に取り組んでいる人に特化したクラウドファンディングプラットフォーム。ペットロス症候群という社会課題に取り組む姿勢が認められ、今回のクラウドファンディング実施に至った。

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