2021年05月14日 18:53

色彩舎は、5月14日、社員の適性を色で視覚化できる「組織風土カラー分析」サービスの提供を開始した。組織風土カラー分析では、質問に回答すると、個人の資質(強み、弱み)が色別に点数化され、社員は自身の適性を確認することができる。色別の点数化にあたっては、カラータイプ(R)理論(色彩舎代表 河野万里子開発 特許庁商標登録5290696号)を使用。色彩心理学を応用し、「赤の点数が高い場合はスピード重視で決断力がある」など、色彩心理と適性を関連づける。

支店ごとに社員の色を集計すると、その支店の個性が色で視覚化される。色で見える化することによって、A支店とB支店で個性(色)が異なり、「A支店の課題は慎重すぎて新規事業がなかなか進まない」「B支店の課題は必要な確認や準備をおろそかにしてしまいがち」など、それぞれの支店での課題が違うことが一目瞭然となる。

その後、人材配置、組織風土の改革に活用。例えば、グレー気質(用心深くてリスク回避が得意)の人が多い支店の場合、新規事業に取り組む際にスピード感に欠けてしまう場合がある。対策として、赤気質(スピード重視で決断力がある)の人を配置することで、解決につながる。また、赤気質(スピード重視で決断力がある)の人が多い支店の場合、必要な確認や準備をおろそかにして行動してしまいがち。対策として、丁寧な事務作業が得意な水色気質(サポートや気配りが得意)の人を配置すると解決につながる。