2021年04月30日 16:14

トリプルフィールドネットワークは、5月5日13時より、北九州市の高見神社にて、「落語car」~世界初の動く演芸場~の、お披露目会を開催する。当日は落語carのお祓いを行った後、落語carを使ってお披露目の奉納落語を行う。

同社所属の(一社)落語協会二ツ目・橘家文太さんは1987年生まれ。23歳の時に上京し、キャバクラの従業員などをしていた27歳の時に落語に出会う。福岡県北九州市に活動拠点を昨年の8月に移し、「北九州住みます芸人」として活動を始めた。文太さんの夢は、「九州初の寄席を北九州につくりたい」ということだったが、現状では九州に寄席はない。そこで「無いのであれば作ろう」ということで発足したのが、「落語car」制作プロジェクト。

「落語car」は、動く演芸場として製作した新たな試み。トラックの荷台の床を畳張りにしてその上に舞台を立て、舞台後方には襖をつけた。天井から壁にいたるまで、寄席の雰囲気を再現。音響、照明、楽屋、エアコン完備。トラックの荷台の箱で演芸をできるような仕掛けをした車となっている。この「落語car」を通して、落語文化を広めること、三密防止で演芸を楽しめること、誰もがチャレンジしたことがないことをやることを目指し、芸人として新たなスタートを切る。

「落語car」お披露目会開催は、5月5日13時~14時30分。YouTube(つながり寄席兼文蔵組公式チャンネル)にて生配信も実施予定。視聴URLはこちら