2021年04月21日 12:25

Melonは、小学校向けのマインドフルネス・プログラムの効果測定に参加する小学校の募集を開始する。

同社は、米国の大学や研究機関で効果が認められたエビデンスをベースに、初心者にも取り組みやすく、継続しやすい、科学的なアプローチに基づいたマインドフルネス・プログラムを開発し、法人・個人の顧客に提供することを目的に設立されたスタートアップ。マインドフルネスは宗教的なものではなく、近年、欧米を中心に脳科学や心理学の分野で研究が進んでいる極めて科学的なメソッドだ。継続的にマインドフルネスを実践することで、QOL(クオリティオブライフ、生活の質)が改善することが分かっている。

新型コロナウイルスの影響で、子どもたちの自死やうつ状態の訴えが急増している。子どもたちがストレスとの付き合いかたを学び自ら対処していくために、マインドフルネスは有効であるという仮説の下、同社はマインドフルネス・プログラムを小学校へ無償提供。今回、同プログラムを導入し、その効果測定に協力してくれる小学校の募集を開始する。

実施方法としては、プログラム実施期間の8週間、対象児童は1日10分以内のプログラム動画を学校で視聴するとともに、マインドフルネスを実践。効果測定はプログラム前後に行う。対象校は、全国の小学校(1学年2クラス以上の学校を優先)。対象学年は小学校4~6年。実施時期は5月下旬~12月下旬。

本プロジェクトの実施にあたり、プロジェクトの目的や趣旨を共有し、実際にマインドフルネスを体験してもらうオンラインイベントを4月25日に開催する。

プログラム申し込みフォーム